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​演出の言葉

ようこそ、お越しくださいました。本日は、みなさんを魔法の国の世界へとご招待いたします。

2021年春公演は、世界的にも有名な「WICKED」の世界を作り上げました。
従来の固定舞台にとらわれることなく、シーンごとに応じた舞台の動き、舞台に立つキャストがあらゆる見せ方の中で、

1番輝くことのできる演出を目標に、カンパニー全員で尽力してまいりました。

社会情勢が厳しい中、稽古場が開放されず、1ヶ月弱を大学付近の公園や河川敷で稽古を行うなど、ここまでたどり着くには相当の苦難や葛藤がありました。

それでもこの場でみなさんに、私たちの舞台をお見せすることができるのは、当劇団のご家族の皆様方、先輩方、劇団The座を応援してくれるお客様をはじめとする、周りの方々のご協力あってのことです。

本公演では感染症対策を徹底した上で、
お客様に元気と希望を与え、「明日も頑張ろうかな」と思ってもらえるような作品をお届けすること、
それが私たちの願いです。
みなさまにとって、そんな素敵な時間となりますように。

どうぞ最後までお楽しみください。

       演出 渡邉銀士

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